「 わたしたちの町 おごおり 」 へ ようこそ!!
6−(1) くらしと水
町民プールでは、たくさんの水が使われています。また、学校や家でも水を使っています。この水は、いったいどこから送られてくるのか調べてみましょう。
○ わたしたちが使う水は、どこから送られて来るのでしょう。
○ よごれた水は、どこで、どのようにして、きれいにいるのでしょう。
学校で使う水
学校にはたくさんのじゃ口があります。じゃ口の数がいくつあるのか調べてみることにしました。すると、みんなが思っていたよりも、たくさんありました。
「こんなにあると、たくさんの水を使っているんだろうなあ。」
学校の事務の先生に聞いてみると、1年間に使った水道代を月別に教えてくださいました。
こんなにたくさんの水が、使われているなんて知りませんでした。また、夏に使う量が多いのは、なぜだろうと思いました。
学校で使う水の量
小郡町の水道の給水量
小郡町の水の使われ方
小郡町で使う水
「小郡町では、どのくらいの水が使われているのだろう。」と、役場の水道課にたずねてみました。
すると、小郡町の水の使用量のうつりかわりや使われ方がわかりました。
「年ごとに水の使用量がふえているのはなぜだろう。」と、みんなで話し合いました。
「家でたくさん使うようになったのかな。」
「人がふえたので、水がたくさん使われるんじゃないかな。」と、いろいろな意見が出ました。
水のみなもと
「毎日使う水はどこから来るのだろう。」水道課の人から話を聞くと、小郡町の水道は柳井田の地下水から取っていることがわかりました。
そして、その水をポンプで中領(なかりょう)と妙堪寺(みょうたんじ)配水池に送っているそうです。
「小郡町は水がたくさんあるけれども、大切に使ってほしいな。」と、水道課の人が話してくださいました。
となりの山口市等と協力をして、もっとたくさんの人が使うようになってもこまらないように、計画しているそうです。
主な配水かん図
年表を見ると、どんどん水道が広がっています。
水は、わたしたちのくらしになくてはならない大切なものですが、水道を引くのは、たいへんな仕事だということがよくわかりました。
下水道の仕組み
下水道のしせつ
「便所や台所、ふろ場などから出るよごれた水は、どこへ行くのだろう。」
先生から長谷に小郡町浄化センターがあって、よごれた水をきれいにしていることを聞きました。さっそくみんなで見学に行きまし
た。
くさいにおいがするのかなと思って行くと、少しもくさくありませんでした。浄化センターの人が、
「くさいにおいを取って、まわりの人にめいわくがかからないように気をつけているよ。」
と話されました。
機械やせつびが順序よくならんでいました。
小郡町浄化センター
ちんさ池
エアレーションタンク
最終ちんでん池
しょうどく
のびゆく小郡町の下水道
川に流れている水を見ると、きれいで、魚も泳いでいました。
小郡町では、昭和42年から水をきれいにする仕事をしてきています。これは、全国でもとても早くから取りかかったのだそうです。
これからも、どんどん下水道をのばしていく計画があるそうです。