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6−(2) くらしとごみ
ごみ収集所に集められたごみ
家や学校では、毎日ごみがたくさん出ます。大きなごみ、もえるごみ、生ごみなどさまざまです。
人びとが健康なくらしをしていくためには、家や学校から出るごみのしまつをする必要があります。くらしの中でふえてきたごみは、どのようにしまつされているのかくわしく調べてみましょう。
○ 家から出るごみには、どんな物があるでしょう。
○ ごみのしまつのうつりかわりを調べてみましょう。
○ いろいろなごみをどのように集め、どのようにしまつしているのでしょう。
○ ごみはどのように再利用・リサイクルされているのでしょう。
家から出るごみ
わたしたちは、家から毎日どんな種類のごみが出るのか、どのくらい出るのか、一週間分を調べて、表にまとめてみました。
みんなは、いろいろなごみがたくさんあるのにびっくりしました。
そこで、ごみはどのようにしてしまつされるのか調べてみることにしました。
よし子さんの家 ( 家族の人数4人 )
ごみの量のうつり変わり
ごみの種類調べ
変わってきたごみのしまつ
よし子さんは、ごみのしまつの仕方について家の人から話を聞き、聞いたことを話してくれました。
「昔は家から出るごみは、多くなかったのて、燃やしたりうめたりすることがかんたんでした。」
「燃やして残ったはい、野菜くずなどはひりょうにしました。」
「リヤかーなどで集めていたころもあったそうです。」
「今では、ごみがふえて自分の家ではしまつができないから、町の収集車が集めに来ます。」
学校では、焼却炉でごみを燃やさなくなりました。それは、低い温度で燃やすと、ダイオキシンが発生するからです。
よし子さんの話を聞いて、「町のごみを全部集めるのはたいへんだろうな。どのようにして集めているのだろう。」という意見が出てきて、みんなは、家の近くにあるごみ置き場を観察してみることにしました。
よし子さんの家では、リサイクルカレンダーを見て、うちの人がごみを出していました。出されたごみが、どのように集められていくのか調べてみました。
せいそう工場
よし子さんたちは、ごみを積んだ収集車がどこに行くのか、町役場の人に聞いてみました。
もえるごみは、大内(山口市)にあるせいそう工場に運ばれていくことがわかりました。そこで、実際にせいそう工場を見学して、ごみがしょりされていく様子を調べてみました。
ごみの再利用とリサイクル
よし子さんたちは、ごみを少なくする運動のひとつとして、子ども会ではい品回しゅうをしています。集める物は、ボール紙、新聞紙、布類、金属類、空きかん類、空きびんなどです。
一升びんやビールびんなどは、工場できれいに洗ってまた使われます。(再利用)
そのままで再利用できないものは、もう一度原料に生まれかわり、新しいせい品になるのです。(リサイクル)
はい品回しゅう
リサイクルできるごみ ( 資源ごみ )
リサイクルできるごみ ( 資源ごみ )
生まれかわったせい品 ( 再生品 )
いろいろな再生品
再生された製品には、このようなマークがついています。
エコマーク と グリーンマーク
○ どんなものについているか、調べてみましょう。
燃えないごみのしまつ
燃えないごみは、鍛治畑にある不燃物埋立処分場に運ばれて、うめたてられることもわかりました。
うめ立て地の仕組み
処理場全景
うめ立て地
冷ぞう庫のフロンガスをぬくところ
ごみとかんきょう
よし子さんのうちでは、買い物に行くときに買い物かごを持っていき、スーパーのふくろをもらわないようにしています。けんじ君のお父さんは、いつも自分のはしを持ち歩き、わりばしを使わないようにしています。ゆうき君のうちでは、パックやトレーに入っていない商品を選んで買うようにしています。
くらしが便利になるほどごみがふえてきますが、ごみを出さないように工夫することや、リサイクル運動に協力することは、かんきょうを守り、健康ですみよいくらしのために大切なことがわかりました。