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1.わたしたちのふるさと大内
(2)大内の自然
大内は、山口市のどのあたりにありますか。下の地図をみてみましょう。
大内は、山口市のまんなかあたりにあり、山口・宮野・仁保・小鯖・鋳銭司・平川と、となりあっています。
大内を高いところから見てみると、山にかこまれるようにして大内平野が広がっているのがよくわかります。おもな山をみてみると、東に「東山」(高さ457メートル)・西に「ひめ山」(高さ199メートル)や「今山」(高さ285メートル)・南に「面ぼう山」(高さ184メートル)や「岳山(だけやま)」(高さ377メートル)・北には「金成山(かなりやま)」(高さ171メートル)がそびえています。土地は、東の方が高く、山口に近くなるほど少しずつひくくなっていて、平野の中を東から西に仁保川と問田川(すげ内川)が流れていますの二つの川は、出合(であい)で、ふしの川といっしょになり、山口湾へと流れていきます。
大内では、このゆたかな水と、よくこえた土と、おだやかな気こうを利用して、むかしから米づくりがさかんにおこなわれてきました。
つぎに、道路をみてみましょう。
むかしは、仁保川にそって通っている旧道がおもな道でしたが、今では、大内小学校の国道262線を山口や防府の方へ行く道として利用しています。
この道は昭和38年に国体が山口でおこなわれた時にできた道です。
バスの回数からいうと少しふべんですが、車や自転車でらくに山口に行くことができます。また、市営バスが仁保の方にも通っているので仁保や深野の人たちは、このバスを利用して登下校しています。
地図でもわかるように、中国自動車道や宮野バイパスも大内を通るようになり交通の面ではずいぶんべんりになりました。