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(4) くすの木さま

 小野地区のあまぶきという所にとても大きなくすの木があります。根もとのまわりが10メートルくらいもあり、木の中にたたみが3じょうぐらいはいるほどの大きなほらあなができています。そこに、弁財天(水の神様とか、雨ごいの神様とかいわれている。)がまつってあります。管内川の雨ごいの神様としてまっってあるそうですが、ここにおまいりするとこしから下の病気やおねしょがなおるといわれています。おねしょでこまっている人は一度おまいりしてみませんか。ピタリとなおるるそうです。ここを、くすの木さまと言っていますが、おせわをする家が6けんあり、3げんがいっしょに1年こうたいで、おまつりをしています。9月にある日吉山のおまつりにあわせて、その年にはじめてとれたイネの穂(ほ)をおそなえしておまつりをします。


ふるさと大内

  くすの木といえば、氷上にも、めずらしいくすの木があけます。山根観音堂のうら山にあるおはかに行く道の入り口にありきす。木のまわりは、およそ3メートルあります。が、なんと、その木に仏像がほってあるのです。ざんねんなことに顔がはっきりしませんが、この仏像は、江戸時代の終わりごろ、たびをしながらいろいろな所に仏像を作っていた木喰上人(もくじきしょうにん)がほったものだといわれています。このくすの木は、仏像をほったあとも、毎年毎年大きくなり、今では、仏像をつつみこむようにしてたっています。いろいろな仏像がありますが、このようなかたちでのこっているのはあまりみられません。


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