んなで創る 楽しくてたまらない 良城小学校

・今日は、自分の1ヒロの長さを測りました。
 何分の何と分数で表すのが、おもしろかったです。

・とても楽しかったです。また、新しいことを勉強できるので
 次の授業が楽しみです。

○「分数」(4年生)

 宿題の毎日プリントの裏の解答は、思考力を高めるためにわざと間違えた答えを示す場合があります。
 自分の解答と比べて正しいかどうか考え、判断できる児童が最近増えており、うれしく思っています。

 平成30年度も、平成28年度平成29年度の同じような活動を仕組み、工夫して授業をしています。
 
 今年度は、児童の思考力を高めるために、意図的に次のことに取り組み、指導しています。


○「がい数とその計算」(4年生) かけ算のがい算の学習

学習の感想
平成30年度 授業の様子

 「あえて教師がまちがいを提示」して、思考力を高める。

  立式は、間違いです。280×190としなければなりません。児童は、自分の間違いよりも、人の間違いに過敏
 に反応します。そして、口を尖らせて指摘してくれます。なぜ、いけないのか教えてほしいと語りかけると、口々に
 喜んで発表します。人を納得させる理由付け等を考えることで、思考力が高まっていきます。

  ある児童は、ノートに次のようにまとめています。

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 自分が両手を広げた長さ(1ヒロ)を測りました。
 紙テープをその長さに切って、1mものさしで測りました。
 自分の1ヒロの長さは、「何m何cmですか?」 「何cmですか?」 「何mですか?」 と尋ねていきました。


 そして、目当て「自分の1ヒロの長さを分数で表そう。」を投げかけました。 
 1mものさしでは、分数が測れません。

 そこで、分数ものさしを提示しました。分数の目盛りを読む練習をして、2人で協力して、自分の1ヒロに合う
分数を見つけました。
 終わりには、自分の1ヒロの長さが、分数で言えるようになりました。お友達の長さは、何分の1の何個分かも
言えるようになりました。

 他にも、児童に「自分の間違いを消さない」ことを指導しています。