んなで創る 楽しくてたまらない 良城小学校

少人数指導の取組
山口市立良城小学校

 良城小学校では、平成23年度より、算数科において取り組んでいます。
 平成30年度は、5年生1学級・4年生4学級・3年生4学級・2年生1学級で実施しています。本年度は、昨年度より一人増えて、二人で少人数指導に当たっています。四則計算などの算数の基礎基本を学習し始める中学年に力点をおいて、児童一人ひとりに寄り添ったきめ細かな支援をし、確かな学力の定着に尽力しています。
 4年生は、学級の人数を「がっちりコース」(少人数教室)と「ばっちりコース」(教室)の16人程度の少人数に分けて、少人数担当と学級担任とで分かれて指導をしています。
単元学習前に準備テストを実施し、希望コースをアンケートできいています。人数が偏ったときは、調整してコースを決めています。

 教材や単元によって、多様な考えを引き出し活性化を図りたい場合は、コースを分けないで、教室で少人数担当と担任とのT・Tで指導しています。

※T・T=チーム・ティーチングの略
      授業において、複数の教員が役割を分担し、
      協力し合いながら指導する方式のこと。
少人数指導

○少人数教室の朝
 毎朝、前日に配付された「毎日プリント」を自己採点したものが、学級でまとめられて、4年生4学級分およそ120人分が少人数教室に運び込まれてきます。一昨年度までは、教室に解答を張り出し、朝児童が採点していました。昨年度から、プリントの裏面に解答を印刷しています。児童にとっては煩わしかった朝の時間をなくし、やったらすぐ確認できるようにしました。
 それを一枚一枚、少人数指導担当がチェックします。

 次のことにあてはまる場合は、再チャレンジしてもらうことにしています。
 ・ 未提出の場合
 ・ 間違えているのに正解にしている場合
 ・ 間違いをきちんと修正していない場合など

 4月10日(火)から、「毎日プリント」を実施しています。4月の最初の頃は、未提出の児童が少なくありませんでした。5月に入ってからは、学級差はありますが、だいたいそろうようになりました。
 再チャレンジがあるときは、再チャレンジをしに少人数教室に来るか、再チャレンジの人数が多い場合は教室でやり直してから少人数教室に持って来ています。
 よく間違える傾向にある問題は、何回も出題するようにしています。間違えを修正するとき、きちんとその原因まで考えている児童はもう間違えませんが、それをしない児童は何回も間違えるようです。

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