平成28年度 研 究 主 題
自分の思いや考えをしっかり伝え、ともに高め合うことができる子の育成
1.今年度の研修について
(1)研究主題について
昨年度、上述した研究主題に基づく研修を続け、また27年度末のアンケートより「来年度も継続するとよい」
という意見が多かったため、今年度も同じ研究主題で研修を続けけていきたい。
ただし、「『書く』ことにとらわれすぎていた」多数の反省から、今年度は自分の思いや考えをしっかり伝える
ための手立てを、一人ひとりが設定し実践していく方向性を採りたい。
(2)本校の「学校教育目標」から
本校の学校教育目標である「志をもち、知恵を出し合い、心豊かにたくましく生き抜く子どもの育成」を達成
するためにも、また、学風(子ども像)である「温・強・活」をより一層推進していくためにも、大きな役割を
果たすと考えられる。
温・・・思いやりのある子
強・・・がんばり抜く子
活・・・進んで学ぶ子
◎自ら問題に取り組み、考え、判断し、解決する。
◎人との話をよく聞き、自分の意見をはっきり述べる。
◎学習したことを確実に身に付ける。
2.研究の方法について
@ 全教員による授業公開(ブロック授業研究)
全教員指導案を作成し,1回は計画的にできる限り相互参観可能な形で授業公開をすることとした。公開後,低・中・高のブロックを中心に研修を行うことにより,自分の授業を振り返り,工夫・改善できるようにする。
A 全体提案授業研究
今年度は低・中・高・特による年4回の全校への提案授業公開を実施し,全教員が授業参観することで授業力を高めたい。事前検討会での課題と手立ての共有などがあり,中身の濃い授業検討会が期待できる。また授業の成果を全教員で共有できるのも効果的である。
B 教師の授業力向上を図った取組の推進
・授業参観する、または参観できる機会を増やす。いつでも気軽に授業参観できる雰囲気づくり
・坂書型指導案 小郡小としての指導案の統一
・授業の中心となる手立ての明記
C 言語環境の整備(授業外の取り組み)
・ 図書館指導員・家庭と連携した読書活動の充実
・ 読書カードや読書週間での取り組み・・・図書館担当、各学級
・ 時と場に応じた話し方、聞き方の指導、児童の呼び方の奨励・・・全職員、生徒指導担当、各学級
D 行事や朝の時間、昼の放送等を活用した発表の場の保障
・ 行事や集会を通して・・・教務主任、特別活動担当、各学級
・ 朝の時間を通して・・・・各学級
・ 昼の放送の活用、お昼の放送での発表・・研修担当、放送委員会担当、各学級
3. 研究の計画
・ 1学期 ・・・ 研究の方向の確認と研究内容の共通理解・学力向上プランの作成・情報教育研修
救急救命法研修・人権教育研修・AFPY研修・特別支援教育研修
ALTによる研修・スクールカウンセラーによる研修
・ 2学期 ・・・ 教材研究・授業公開・学力向上プラン見直し・キャリア教育研修
・ 3学期 ・・・ 研究のまとめ