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 平成24年度 研 究 主 題

「自分の思いや考えをもち、学び合いを通して深い読み取りのできる子どもの育成」

  〜言語活動の充実をめざして〜


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1.はじめに(本年度までの研究の経緯)

 昨年4月から小学校では新学習指導要領が全面実施となった。今回の改訂では、基礎的・基本的知識や技能の完全習得と、思考力・判断力・表現力等の育成のため、各教科の指導の中で、課題解決的な学習や探求的な活動の重要性が指摘され、国語科で培った能力を基本に、それぞれの教科等の目標を実現する手立てとして言語活動を充実することが求められている。言語活動の充実は、今回の指導要領の改訂において、各教科を貫く重要な視点である。

 本校では,子どもたちの言語活動の充実を求めて、平成20年度より学力向上プランの内容に言語活動における学年の目標を位置づけ、研究を進めてきた。

 1年次は、いろいろな教科で「話す」ことに重きをおき、2年次は、担任は国語科で、専科教員は担当する教科で言語活動の充実に向け「話す」「聞く」「書く」「読む」力を育むことをめざして研究を進めてきた。

 2年次、授業参観、授業研究を通して、話し合い活動において、自分の考えを友だちと比べたり、つないだりしながら自分の考えを深めたり、さらに友だちの意見を聞いて自分の考えの変容に気づくようにさせるための教師の支援の在り方が課題となった。

 そこで3年次は、授業研究による授業力の向上を図りつつ、話し合い活動の活性化に向けて努力してきた。またその集大成として昨年度は11月に全国国語科教育研究大会を開催することができた。

 そこで本年度は、4カ年のまとめとして昨年度までの研究主題を引き継ぎ、サブテーマとして言語活動の充実を掲げ、効果的に言語活動を授業の中で活用することをめざしていきたいと考える。




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2.研究の方法

@ 全教員による授業公開

 全教員指導案を作成し、1回は授業公開をすることにした。教員にとって授業は日々繰り返される。授業を見合うことにより、常に自分の授業を振り返り、工夫・改善していくことが指導力を高める上で欠かせないことである。
 



A ブロックでの授業公開

 今年度は年3回のブロック(低学年・中学年・高学年)での授業公開を実施したい。全教員が授業参観し授業力を高めたい。事前検討会での内容の共有などがあり(ブロック学年)、中身の濃い授業検討会が期待できる。また授業の成果を全教員で共有できるのも嬉しい。




B 特別支援学級との連携

 本校には4つの支援学級が存在する。必ず全教員が授業参観し、それぞれの子どもたちの様子を知るとともに交流の在り方を考え、通常学級でも生かせるものを学びたいと考える。
  




C 朝学時間の活用

 毎朝20分の朝学の時間を確保している。チャレンジタイム(計算・漢字)や音読タイム・読書タイム・にこにこタイム(縦割り班の活動)の充実をめざす。学習面では、朝学時間を個別指導や苦手な部分の補習などに活用している。基礎・基本の完全習得をめざす。
 また、にこにこ班は1〜6年生まで9〜10名で班をつくり、遊びに生活場面にと活用している。地域での子ども同士の関わりが少なくなりつつある昨今、他学年との交流もとても大切である。


D 豊かな読書環境の整備

 昨年度から読書記録カードを始める。自分自身の読書記録の積み重ねをめざすものである。書名や種類・おすすめ度などを記入する。また親子読書週間を実施し、家庭での読書活動の啓発を図る。




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3. 研究の計画

   ・ 1学期  ・・・  研究の方向の確認と研究内容の共通理解・学力向上プランの作成・授業公開@
   ・ 2学期  ・・・  教材研究・授業公開A・B
   ・ 3学期  ・・・  研究のまとめ



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