本校の特色

★ 確かな学力と豊かな心をもち、たくましく生きぬく小鯖っ子の育成をめざして
 (小鯖っ子をよりよく育てる2つのタイムと伝統的な行事)
1 チャレンジタイム(学びの柱を育てる時間)
 子どもたち一人ひとりに基礎学力の定着を図る目的で、週3回、朝の15分間を使って、継続して「読み」「書き」「計算」の反復練習に取り組む時間である。各学年、学級で、国語科・算数科の授業時間として「読む力」「書く力」「話す力」「計算する力」を高める内容の学習に取り組ませる中で、子どもたちの集中力を育てるとともに、「できる」「わかる」という自信をもたせたいと願っている。また、子どもの習熟度に応じてグループ編成をしたり、学習内容の工夫をしたりしながら、効果的な指導を心がけている。
チャレンジタイムで身につけた力をもとに、それぞれの子どもたちが学習にさらに意欲的に取り組み、効果的に学習を進める中で、より「確かな力」を身につけさせたい。

2 やってみタイム(子どもたちの夢をかなえる時間)
 子どもたちが自分たちの生活の場である「地域」とかかわり、地域に住む「人」とかかわり、地域の「自然」「文化」「食」また、現代的な課題とかかわる中で、さまざまな課題を自分たちなりに解決する中で「生きる力」育てる時間である。総合的な学習の時間として3年生以上で年間90〜95単位時間を運用して「地域」をフィールドに各学年のねらいに応じたさまざまな学習活動に取り組んでいる。活動の中で、地域の中で、地域の「よさ」「すばらしさ」を見つめ直し、愛着をもたせるとともに、自分たちの活動を地域へと還元させていくことにより、地域社会の一員として広い視野で物事を見つめる目や力を育てていきたい。
3 竹馬大会(「竹」と親しみ、ふれ合いを深める時間)
 昭和47年より受け継いできた本校の伝統的な行事である。小鯖地区には竹が多く、地域素材である「竹」を生かした活動を実施してきた。1月下旬に「竹馬大会」を全校児童集会として位置づけ、児童会が主体的に計画・運営をし、学年競技や縦割り班競技に取り組んだり、チャレンジコースを設定し、それに挑戦したりすることで技を競い合ったり、異学年でのふれあいを深めたりしている。また、竹切りから始まり、自分専用の竹馬(マイ竹馬)を作り、練習をしたり、修理をしたりする過程で、多くの地域の方々(豊寿連合会=大先輩の方々、子ども会役員、PTA役員、公民館職員…)とのふれあい、親子のふれあいをより一層深める時間である。この行事、活動をとおして、子どもたちが地域素材に親しみ、地域に愛着をもち、地域の一員として成長していってくれることを願っている。