| 辻井伸行さんってすごいんだね 第13回バン・クライバーン国際音楽ピアノコンクールで、日本人初の優勝を果たしたピアニストの辻井伸行氏。連日の報道でご存知の方も多いと思います。子どもたちに尋ねても、ほとんどの人が記事のことを知っていました。全盲だということも印象に残っていたからかもしれません。そこで、道徳の時間に辻井氏のことについて、みんなで考えてみることにしました。
子どもたちの感想や発表にたくさんあった『目が不自由なのに』という言葉に、日頃から視覚を頼りに生活している自分たちの生活が浮かんできました。また、Hさんが発表してくれた、「もし目が見えたら、両親の顔を見たい。」というインタビューの内容も、子どもたちの胸を打ったようです。
そこで『かわいそう』と思うことを具体的に言ってもらい、その後、盲学校(※)に勤めていた頃の話をしました。盲学校の小学生の様子や、盲学校に勤めている全盲の先生のことなど、話すごとに子どもたちの表情は 結局、知らないことが多く、想像だけで考えてしまうから、少し偏った見方をしてしまうのだね、と話を続けました。子どもたちが言う通り自分と違う、または、自分とは違うことをする人に違和感を覚えることはあると思います。けれど、その違いを知ることで、違和感 → 驚き・賞賛につながるのではないでしょうか。大事なことは、自分とは違う相手をしっかり知ることだと思います。 バン・クライバーン国際音楽ピアノコンクールと障害の有無は全く関係ありませんが、「努力を実らせるかっこよさ」や「夢を追い努力を続けるすばらしさ」を辻井伸行氏は、私たちに教えてくださったように思いました。 |