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T 秋穂湾・山口湾付近では7月頃から8月にかけてカブトガニの死骸が浜に打ち上げられる。 死因は定かではない。 秋穂中学校では科学部有志によってこれらの死骸を収集して観察を行ったり標本を作製した。 残念ながら保存スペース等が確保できないことや観察途中の破損などにより標本類は保存されていない。 しかし、写真や数値データはいくつか残っているのでこれをまとめることにする。
U 方法 1 午後または休日に、観察地点を巡回し目視でカブトガニの死骸を探し、写真として記録する。 2 死骸は浜に放置し1週間を目処に回収できるものは回収する。 3 回収した死骸は傷みが少ない場合は標本にする。傷みのあるものは欠落のあるものの修復用にする。 V 結果 1 死骸を発見した場所と個体数 |
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1998年6月から1999年8月間に、オス14個体、メス60個体を確認した。もっとも多く見つかったのは長浜であった。 |
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1998年から1999年に観察できた死骸についてのまとめ。 死骸については程度の良いものは地域の方や研究者によって回収されているので実際にはこの記録より多いものと考えられる。 ちなみに2022年に観察できた成体の死骸はメスが4個体。オスが2個体程度であった。 |
記録写真![]() ![]()
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3枚は明らかに殺害された跡があるもの 4枚目の写真は死骸となってからカラスなどにより破損したものと考えられる。 他はかじられた跡が見られる死骸。 |
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V 考察および気づき 1 扁平なものとふくらんだものがあること。 収集した死骸を観察すると前体が高いものと低いものがあることがわかった。 |
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上から @一般の形(メス) A扁平な形(メス) B一般の形(オス) C扁平な形(オス) D上から E横から |
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比率を求めてグラフにしたもの |
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2 オスよりメスの死骸が多いことがわかった。 網などにかかった場合にはメスが先行しているのでオスは脱出したと考えた。 3 死骸の色は明るい黄土色に近く、死後すぐのものはやや緑がかっていることがわかった。 |
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水族館などで見られるものは全体的にオリーブ色。 海岸で産卵中のものはこの写真のような色合いであった。 2枚目は産卵中のつがい |
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W 資料および指導者 山口県カブトガニ研究懇話会会長 原田直宏 氏 資料提供 秋穂中学校 理科 Z 文責 秋穂中学校 教諭 御幡(2011 2) |