「生きている化石」カブトガニ
秋穂中カブトガニカレンダー
2010
 カブトガニ研究家・原田先生主催の観察会が今年もあります。
5月
 冬眠終了
 干潟の幼生の観察
6月
産卵の観察チャンスが出てくる時期
25日(金)7:14
(大潮満潮)

★27日(日)8:37
(大潮満潮)

 干潟の幼生の観察
   海岸巡回
7月
3日(土)12:37(小)
4日(日)13:34(小)
10日(土)6:48
(大潮満潮)

11日(日)7:38
(大潮満潮)

25日(日)7:51(大潮満潮)
●幼生観察会(下関)乃木浜
12:30〜集合乃木浜総合公園駐車場野鳥観察所側
★26日(月)8:29
(大潮満潮)

★27日(火)9:04
(大潮満潮)

28日(水)9:38
(大潮満潮)
 海岸巡回
 産卵の観察
 抜け殻探し
8月
9日(月)7:32
(大潮満潮)
★10日(火)8:20
(大潮満潮

★11日(水)9:07
(大潮満潮)
 海岸巡回
 抜け殻探し
 卵の救出
 幼生の救出
●12日(木)幼生観察会
山口湾岩屋の干潟14:30〜
集合場所 幸崎公園駐車場
9月
 海岸巡回
 幼生の救出
10月
 海岸巡回
 干潟の幼生の観察
10〜11月
 幼生の飼育
12〜4月
 幼生休眠(お休み)
 海水交換の毎日...

 
「カブトガニが滅亡したら、次は私たちの番」
 環境問題・カブトガニ・そして私たち
 環境問題といってもたくさんあります。みなさんが知っているのはどんなことでしょう。
 地球温暖化・海水面上昇・海洋汚染・大気汚染・気象異常・・・など。
 地球が誕生して、生物が発生し、その中で環境にあわせて進化し適応した種が現在までこの地球上で生活を営んでいます。
 逆に適応できない種は絶滅してきたわけです。それは三葉虫だったり恐竜だったりするわけです。(これらの化石は「示準化石」として時代を特定するのに使われています。)
 有史以前の環境問題は宇宙と地球によって作り出されてきました。
 地球上における環境の激変は何度となく起きてきたということはすでに周知のとおりです。
(NHKの「地球大進化」はとてもいい資料です。)  中学校の理科で、地質時代という学習で習ってきているとおり、先カンブリア時代から古生代、古生代から中生代、中生代から新生代の大きくは4回です。その度に、生物はその形を変えて生き延びてきました。この中に私たちの先祖も含まれています。
 その中で本校で注目しているカブトガニは古生代に発生し、中生代に栄え、そして現在まで生き延びてきています。それで一般に「生きている化石」と呼ばれています。
 しかし現在、この適応力の高い種族の生存が危ぶまれています。天然記念物に指定もされていません。絶滅危惧種の指定にとどまっていますので法的に保護されてはいないのです。

 今回のカブトガニの生存に困難を与えている環境変化は私たち人類によるものです。
 人類が自分達が作り出した、意図的ではない新しい環境に適応できるかどうかはこれからの歴史にまかせるとして、現在生きている私たちにとっては現在の環境変化は無視できるものではありません。
 ここ秋穂でいえば夏の暑さ、台風の大型化、風の強風化、飲み水の水質悪化の恐れ、海水面上昇による高潮への不安などです。
 この問題というか課題を、この地域で生息している「生きている化石」カブトガニの様子を通して考えていこうというわけです。
 人一人の力は限られています。みんなの力で考え行動していくことが今必要となっています。

 カブトガニ、私たちがまだ恐竜を避けて生活していた頃に繁栄していた古い種族。きっと私たちの古い記憶の中に彼らがいるに違いありません。この種族とともに地球の環境問題を考えていきませんか。そして自分にできることから始めてみませんか。

カブトガニ保護の問題点
・漁業への影響(定置網等に損害を与える。数は減少したがそれでも移動中に網にかかり漁獲物にも損害を与える。)
 漁師さんは、からまってとれないもの以外は最近は逃がしているそうですが棘があるので大変だそうです。
 保護ができて何か利益になる方法を考案するか、網にかからない工夫が必要。何か発想の転換があれば・・・
・産卵地の減少(砂浜が消えつつある)
・干潟の砂質化(近年、泥から砂へと変化しつつある)
・採集した範囲内であるが無精卵の割合が増えている。
・飼育は大きくなると場所やエサの問題が発生する。

Aio JHS


<3齢>
食事直後なので胃の位置がわかることでしょう。
3齢1
3齢2
3齢3
3齢4
3齢5
<2齢>
2齢1
2齢2
2齢3
2齢4
2齢5
2齢6

<1齢>
1齢幼生
1齢幼生2
1齢幼生3
 
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  1. 幼生の飼育について
  2. 抜け殻レポート2010
  3. 脱皮の時期について2010
  4. カブトガニ解説
  5. ペーパークラフト
      海外向けなので英文にしてあります。
  6. アメリカのカブトガニ
  7. 原田先生のカブトガニ講座と私たちの意見
  8. 観察日誌(1998-2002)完了
  9. カブトガニクイズ
  10. カブトガニ研究をまとめての感想(2001)
  11. カブトガニ画像集・飼育実験
     研究データ(2002)

★以下の標本が貸し出し可能です。
 雌雄の成体標本 2点
 6齢から14齢までの標本 1点
 亜成体の脱皮途中の標本 1点
 ただし、これらは浜辺にうちあげられていた死骸や抜け殻を使っていますので足やエラに欠損があります。
 ご希望の方は秋穂中学校理科部まで連絡をください。郵送料がかかる場合は相談になります。

egg egg
◆幼生の飼育
○卵からのふ化・2齢の脱皮と5齢の脱皮が続いています。(8/21)
卵と1齢幼生
○ついにカブトガニが孵化。しかし、去年の1齢幼生がまだ2齢にならずに2個体残っています。(8/17)

○5齢1、2齢5、1齢1。卵は少し横に扁平になってきて足もはっきりと見えてきました。(8/9)
8/9

○5齢1。2齢6。1齢5。(8/7)
○1齢の脱皮5、2齢が2、4齢の最後が脱皮、5齢2。卵の中で回転が始まりました。(8/5)
○1齢の脱皮なし。5齢が2個体脱皮。(8/3)
○1齢が今日は22個体脱皮。5齢が2個体脱皮。4齢が1個体脱皮。卵は22日目で薄い膜が広がり中に少しだけ形を取り始めている様子です。生徒の観察も順調の様子。(8/2)
卵の様子
6齢幼生
○1齢の脱皮が始まりました。1日平均5個体のペースで27日から続いています。塩田跡前に雌の死骸が1つ。尾剣が少し変形しています。9齢の抜け殻2。6齢の抜け殻1。(7/30)
○カメラはエアの泡に反応しているので、もう少し工夫が必要です。4齢が3個体脱皮。1齢の脱皮はまた中断です。??(7/26)
○科学部で下関幼生観察会に参加。前に比べて少なくなっていました。しかし3〜4齢を見つける機会も多かった。久しぶりに原田先生とお会いすることができました。3ショットも。江田島からいらした親子連れの方がとても熱心に観察をされていました。干潟は表面だけは有明海の干潟によく似ていました。(7/25)
○幼生の飼育パットにWebカメラを設置しました。動き検知のしきい値の設定が微妙に難しいことがわかりました。中断していた1齢の脱皮が始まりました。新聞にカブトガニ観察会の案内が出ていました。保護活動に関してまったく手つかずの状況です。生徒が1名、カブトガニの卵の観察を始めました。いくつか孵化することを願っているところです。(7/22)
○水温は27℃まであがってきました。現在のところ幼生の死亡はありません。海水の交換はエサをやっている時ですので2日に一度です。昨年と比べて飼育場所を北側にしたのでエサを食べている間に飼育用のパットを日光に当てて消毒しています。久しぶりに晴れたので日光消毒ができました。2齢の写真を撮影してここに置きました。中央下。脱皮に関して:以前の記録では1齢は同時期にすべて脱皮しましたが、今年の1齢はまったく違っています。ほぼ同時期に孵化した幼生ですから不思議なことです。また、一昨年のものはほぼ5齢になっていますが4齢がまだ2個体見られます。(7/17) ○7月2日(金)1齢幼生の脱皮が続いています。しかし、まだ1/5くらい。(7/3)
○4齢の脱皮はその後見られないので18日で終了。先週の24日から1齢の脱皮がはじまりました。エサを与えると透明なので胃がどのあたりにあるかわかります。最初に脱皮したものは体の色が茶色になってきました。(6/28)
2齢

○ほとんどの4齢が脱皮を終えました。今年はじめ3齢だったものは4齢へと大きくなっています。ほとんど放流したのであまり残っていませんが、エサをやるのもそんなにえらくないというところです。原田先生の「カブ研だより」が届きました。観察会の予定をカレンダーに入れました。原田先生のところの1齢幼生は脱皮したそうですが、こちらは静かです。次の大潮でしょうか。(6/18)

○4齢3個体脱皮。1齢幼生はあいかわらず砂にもぐったまま静かにしています。6/14
●4齢3個体脱皮。山口湾塩田東側7齢2のみ。時間的に少し遅かったかもしれません。ミズクラゲの直径20cm級がけっこうたくさん打ち上げられています。(赤紫色の帯)。アメフラシを中道で発見。2個体18cm。ケヤリムシ?管の先にたくさんの触手。1個体。イトマキヒトデ?多数。長浜前では調査が行われていたみたいです。遠目に原田先生かと思いましたが違いました。(6/12) ●4齢幼生(昨年に脱皮したもの)が2個体脱皮をしているのに気がつきました。大変大きくなったような印象を受けます。(6/8)

 3齢幼生が3個体脱皮し、1個体が脱皮中でした。海水を汲みにに出かけている間に少し変化が見られるかと思いましたが、現在じっとしています。写真を撮ったのでびっくりしたのかもしれませんが。水換えをしたエビの水槽ではまだ死亡したエビが見られないので、くみ置きはオオカナダモを入れて1週間置くことにしましょう。(6/5) 脱皮中

 ●3齢幼生が2個体脱皮していました。午後から脱皮は始まっていた様子ですが機会を逸しました。濾過機の不調を発見し修理しましたが残念なことにエビが1個体死亡していました。体が白くなっていて動いてはいたので安心していたのですが。今日は水をためてカナダモを入れておいた新しい水槽に移動させました。前は3日置いておいて数匹アウトでしたので、今回は1週間置いておきました。結果は明日には出ることでしょう。
脱皮完了後

 1齢幼生のパットでは、卵の状態でいたものがいつのまにか消えてしまいました。砂をのけてみると元気な1齢幼生を多数見ることができました。3齢まで今年も元気に育ってもらいたいものです。現在行っているエサやりの手順をまとめてみました。カンももどってきたので25分程度で食事タイムにすることができます。エビは2個体が卵を抱いています。(5/20)
 1回目以降は気温も上がり窓際に置いたことでエサとなるプランクトンの孵化も順調です。2日に一度の食事ですが元気に育っています。放流した残り組は4齢が16個体で3齢が8個体となっています。(5/14)
 今年最初のエサやり終了。予想どおり気温が低いためにプランクトンの孵化が思わしくありません。起きがけとしては粗末な食事となりました。(5/7)
 エサの準備をしました。明日か明後日にはプランクトンが発生するはずです。(気温が下がらなければ)ニュース:以前お世話になった横田さんからの連絡です。日本放送で5月8日の10:30から秋穂のカブトガニの写真が登場します。これは再放送ですとのこと。(5/6)
 4齢幼生が動き回っていました。水温は20.4℃。冬眠が終了しました。(5/4)
 水温は14℃付近。静かにしています。スジエビの1個体で抱卵中。(4/1)
 水温が13℃付近まであがってきています。エビやザリガニは活発に動いていますが、カブトガニは砂の中で静かにしています。(2/23)
冬眠中
 冬眠中で海水を変えるだけの日々です。水温が6℃まで下がっています。時々砂の中から掘り出されているのでもどしています。(1/15)
 現在は冬眠中です。(12/4)
 時間の予定がついたので、ずっと延び延びになっていた幼生の放流を科学部の徳田くん・太田くん・三好くん・村岡くんの助けを借りて実施しました。放流したのは3齢幼生110個体です。一人20個体ぐらいを担当しました。4齢になったものと3齢をあわせて30個体ほど来年を目処に脱皮の観察用に残しました。(11/5)

 水温が下がってしばらく20℃付近でしたが、また冷えてきたので、冬眠の準備をしました。砂の厚さを1.5倍にしました。卵は、発生途中のままのがいくつかあります。(11/4)
 3齢と4齢が混在している状態で推移しています。2年生の國丸君・時乗君・着君・中尾君・安井君が夏休み中に卵の孵化にチャレンジし1齢幼生が多数生まれました。今日、理科室にすべて移動しました。来年の6月頃まで水替えの毎日になります。(10/9)
 3齢が1個体死んでいました。8月中は、ずっとなかったのですが残念です。原因は不明。卵は1つ孵化しました。4齢が2個体になりました。(9/1)
 1個体だけですが4齢に脱皮。卵は4倍くらいにふくらみ中で盛んに足を動かしています。(8/30)
ひときわ巨大な・・・
卵
 2齢はあと2個体。卵が24日を経過して順調に育っています。(8/18)

 ずっと脱皮が続いています。2齢のままが4個体程度残っています。(8/8)
 7月21日頃から、2齢の脱皮が始まりました。2齢を見慣れていると巨大化したような感覚にとらわれます。大きさは1.33倍。(7/24)
3齢と2齢
 1齢の姿で残っているのがわずかとなりました。エサの飼育は軌道に乗りました。新しい卵とエアの入れ方が鍵でした。食事の支度を午後6時55分から開始して2齢が食べ始めるまでに47分かかりました。手順を工夫する必要があります。(6/29)
 6月26日までに2齢になったものを科学部の応援で放流しました。(6/26)
放流中海に帰る2齢幼生
 2齢になった幼生の数が50を超えました。エサのプランクトン作りはまだ軌道にのりません。エビのほうはほっておいても自由に過ごしています。(6/25)
 昨年に秋穂湾から採取した1齢幼生:6月15日(月)からついに脱皮が始まりました。潮汐では小潮です。予想ははずれ。エサの飼育は不調です。

◆秋穂湾  秋穂湾でカブトガニの生息に適した干潟はわずかです。しかし毎年沖合から数ペアのカブトガニが港に入り込みコンクリートの岸壁あたりで確認されています。幼生の孵化に適さない場所に産卵されたものを保護します。
 秋穂湾で正式に原田先生によりカブトガニの生息が確認されました。2008 8/5

◆海岸の巡回結果 ○長浜・・・軽石が多数うちあがっていました。最初はどこかの温泉宿から廃棄されたものかと思ってしまいましたが小さなのが多数でしかも丸いのです。先月の大雨で流れ出たものでしょう。海流が変わったのかもしれません。いくつか採集してきました。近場で軽石が出てくるとするとどこでしょうね。亜成体の死骸2。雄の死骸1(尾剣が折れていました。)(8/21)
軽石と牡蠣の養殖用パイプ
軽石
●長浜で雌の死骸3。うち2つを採集。塩田前にあがっていた雌の死骸は消滅。抜け殻1。8齢。透明なのでエサが足りなかった様子。(7/26)
○猛暑を記録県内では30℃を超える地域がありました。2齢が2個体死亡。エラが膨らんだ状態で健康なものと比較すると色が薄い。エラを損傷したかエサを捕獲できなかったかのいずれか。残念なことです。ためていた脱皮の記録をまとめました。山口湾で産卵を確認しました。いつもの場所です。しかし、いくつかは無精卵のように見えました。(黒い点がありません)(7/19)
卵

■雌の死骸が塩田跡前西の浜にあがっていました。この場所にあがってくるのは久しぶりです。産卵が始まっているはずですが、まったく姿を見ることができません。(7/11)
雌の死骸

 ツバメが多く集まってきました。(8/29)
 12齢の抜け殻を1つ見つけました。今年はほとんど抜け殻を採集できませんでした。(8/27)
 科学部の生徒2名と下関観察会に出かけました。3齢幼生をたくさん発見することができ目のつけどころの練習になった様子です。久しぶりに研究家の原田先生にも会うことができました。(8/8)
 雌の死骸が塩田前東突堤左に1つあがっていました。大きい。(8/17)
 1週間以上たちましたが死骸も抜け殻も発見できない状態が続いています。明日は下関で幼生の観察会が14時からあります。(8/7)
 久しぶりの青空。産卵中のつがいを、1+2(塩田前)+3(公園先突堤左))合計6つがいの観察ができました。(7/27)
産卵泡

 抜け殻が見つかるようになりました。しかし21日の豪雨で海岸付近はゴミだらけです。(7/23)
 山口湾岩屋:8齢幼生4・7齢幼生2。脱皮まもない8齢幼生を発見しました。幼生はあまり透けてはいませんでしたが、軽くあまり食べていない様子です。沖合にはいい泥が集まっていましたがそこにはカブトガニの姿は見られませんでした。海岸の砂浜がどんどん小さくなっています。(6/26) 幼生  山口湾黒潟付近 気温19°Cで科学部4名の応援で探してみましたがまったく痕跡なし。(5/28)
 長浜の岩屋で幼生の姿を科学部のKくんTくんとともに確認しました。8齢が1、7齢6、6齢6、5齢5。狭い範囲で干潟も肥沃ではないのに生息していることに不思議さを感じています。泥を採集して帰りました。1齢幼生の水槽に入れます。(5/14)

 

Aio Junior High School